歯科コラム

お子様の成長を守り育てる小児歯科治療③

こんにちは。昭和町駅前のエール・ドール中川歯科クリニックです🦷

皆様、元気にお過ごしでしょうか🌟

2月に入り一段と気温が下がり寒い季節となりました。最近では新型コロナウィルスの感染が心配されています🤧考えられる感染予防法としては、外出の時には満員電車や繁華街などの人混みはできるだけ避け、帰宅したら手指消毒用アルコールで消毒するのが一番でしょうか。

さて、今回も引き続きお子様の小児歯科治療についてお話したいと思います☺️

前回までは主に小さなお子様のむし歯治療について書きましたが、今回はむし歯予防について書きたいと思います。

具体的にむし歯予防に効果的な方法としては、予防メンテナンスを受けていただき歯磨き指導、クリーニングと一緒にフッ素塗布(フッ化物)を受けていただくのが効果的です。

↑フッ素は歯に塗ると表面のエナメル質に取り込まれ、むし歯菌の出す酸から歯を守ってくれます。

「フッ素は子供に使っても安全なんですか?」と質問を受けることがよくあります。

歯科医院で使用しているフッ化物は薬事法で定められている、低濃度の安全性が実証されている製品を用いているため、小さなお子様でも安心してお使いいただけます👍

↑こちらお子様用のフッ素配合の歯磨き剤です。歯磨き粉の中に950ppmという濃度が含まれています。 (小さな乳幼児用の580ppmの製品もあります。)

歯磨き粉を毎日寝る前に塗ってから眠ればむし歯予防に有効ですが、特にむし歯を作りやすいお子様の場合はこれだけで不十分ですので、診療室で専用のフッ素塗布を受けていただいた方が良いです🦷

↑こちらは診療室でのみ使用可能な塗布用のフッ素です。

9,000ppmという高濃度のフッ素が入っており、年2-3回の塗布でかなり予防効果が高まります。おいしいリンゴ味なので、小さなお子様も使用していただきます😲

「乳歯にむし歯ができると、生え変わった永久歯にむし歯が出来ないか心配・・・。」

乳歯は生え変わりますが、永久歯は代わりが無いためむし歯にならないため予防がさらに重要となります。そのため、奥歯に生えてくる6歳臼歯をむし歯から守るためにシーラントという処置がおススメです👀

↑小学校入学の頃になると6歳臼歯が生えて来ますが、奥歯の溝は深くて清掃が難しいため、むし歯が出来やすい部分です。そのため、フッ素の入ったシーラントをすることで、むし歯を予防していきます。

これらの予防メンテナンスを乳歯のむし歯治療と一緒に行えば、むし歯のない永久歯をお子様の成長に合わせて守っていくことができます☝️

さて、次回はお子様の歯並びについて書きたいと思います⭐️

エール・ドール中川歯科クリニック

大阪市阿倍野区阪南町2-2-2

Tel:06-6629-3028

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