冷たいものと温かいものがしみる違いと原因とは?
こんにちは🏝️
エールドール中川歯科クリニック歯科衛生士の柏原です🐈
8月が終わり9月に入りましたがまだまだ暑いですね💦
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
寒暖差などにお気を付けてお過ごしくださいね🌺
さて、今回のブログでは、
「冷たいもので歯がしみる」
「温かいものが歯がしみる」
この2つの違いについてです。
そもそも違いなんてあるの?と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんよね。
お話しさせていただきます!
まず、どちらの症状がある場合でも
・虫歯
・歯周病
・知覚過敏
が考えられます。
冷たいものがしみる原因の多くは知覚過敏であることがほとんどです😖🍨
歯周病や食いしばり、歯の磨きすぎなどで歯茎がさがったり、歯の表面のエナメル質が削れてしまうことでエナメル質の内側の象牙質が露出することにより冷たいものでしみるという知覚過敏の症状が起こります。
また虫歯の場合では歯の表面のエナメル質に虫歯ができてもあまり症状は出ませんが、象牙質まで虫歯が進行していた場合、冷たいものがしみたり、甘い食べ物で痛みを感じるなどの症状が出ることがあります。
温かいものがしみる症状がある場合、
歯周病になっていると、歯周病の進行により骨が減り歯茎が下がることで歯の根(セメント質)が露出することにより温かいものがしみる症状が出ます。
ですが虫歯の場合では、
歯の神経近くまで虫歯が進行しており、歯髄炎と呼ばれ
歯の神経が炎症を起こしていることが考えられます。
状態によっては神経を残せない場合もあり、神経を取る根管治療が必要になります。
症状は温かいものがしみるほか、温かいものでズキズキと痛んだり、
甘いものがしみたり、噛むと痛い、歯ぐきに膿の袋のようなできものができることもあります。
このように同じしみるという症状でも、冷たいものがしみる場合と温かいものがしみる場合では、温かいものがしみる方が虫歯の進行が進んでいることが考えられるんです😰
なので、何か症状があれば早めに受診されることをおすすめします!
また、症状が何もないまま虫歯が進行しているということもありますので、
1年に1回ほどのペースでレントゲンを撮影して歯の内部の状態を確認することも大事です🦷
日頃から定期的に歯科医院でチェックをしてもらうことが大切ですね✨
かかりつけの歯科医院をつくり定期検診を受けましょう!
エール・ドール中川歯科クリニック
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