小児歯科について

歯が生えたら予防ケアを
始めましょう
「乳歯はいずれ生え変わるから」と、小さなお子さんのむし歯などをあまり気にしないかたがおられます。しかし、乳歯には重要な役割があり、問題があると健全な成長の妨げになるおそれもあります。また、乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯の質が弱く、むし歯になりやすいのが難点です。歯が一本でも生えたら、お口の健康と健全な成長のために、適切な予防ケアが必要です。
このような場合はご相談ください
- 歯が生えてきた
- 仕上げみがきがうまくできない
- むし歯を予防したい
- フッ素を塗布してほしい
- 正しい歯みがきを身につけさせたい
- 歯の発達が遅い気がする など
当院の小児歯科

お子さん連れで
通院・受診しやすい環境
当院は大阪メトロ御堂筋線・昭和町駅から徒歩3分の場所にあり、各方面から通院しやすい立地です。お車でお越しのかたには、すぐ近くのコインパーキングの駐車券をお渡ししています。さらに、院内には楽しく遊べるキッズスペース、パウダールームもご用意しており、お子さんとママに優しい環境が整っています。

一人ひとりのペースを
大切にした治療
よほど緊急の場合を除いて、嫌がっているお子さんに無理やり治療することはありません。怖い経験をすると、歯医者さんが嫌いになってしまい、必要な診療の提供が難しくなるからです。Tell-Show-Doの手法を取り入れており、まずは治療についてわかりやすく説明し(Tell)、使う器具を見てもらい(Show)、お子さんが納得してはじめて治療を行います(Do)。
Tell
Show
Do
治療内容

フッ素塗布
フッ素には、むし歯菌が出す酸で溶けにくい丈夫な歯質を作り、食後に溶け出したミネラル成分を歯に戻す作用があるため、塗布することでむし歯予防に役立ちます。効果の持続期間は3ヵ月程度が目安なので、当院では定期的な塗布をおすすめしています。

シーラント
お子さんの奥歯の表面には多くの溝があります。この溝には汚れが溜まりやすく、歯ブラシも届きにくいため、むし歯になりやすいのが特徴です。レジンと呼ばれる歯科用プラスチック材でこの溝を埋めれば、汚れが溜まりにくく、落としやすくなり、むし歯の予防に役立ちます。

ブラッシング指導
毎日の歯みがきは、むし歯予防の基本です。当院では、成長段階やお口の状態に合わせたブラッシングの仕方などをお子さんにわかりやすく指導します。さらに、保護者にも仕上げみがきの方法やコツなどを丁寧にご案内いたします。
お子さんの歯並びについて

健全なお口の成長を見守り
サポートします
お子さんの歯並びは、成長とともにどんどん変化します。整った歯並びへと導くためには、問題点に早い段階で気づき、必要な治療やケアを提供することが重要です。早期に適した処置を行えば、将来的な矯正治療の負担軽減も期待できます。少しでも気になること、心配なことがある場合は、お気軽に当院にご相談ください。
小児矯正について

適した時期に必要な治療を
始めましょう
お子さんの歯並びの乱れは、歯と顎の成長のアンバランスから生じます。そして、顎の成長には普段の行動や生活習慣が大きく関わっています。整った歯並びへと導くためには、お子さんの顎と歯の成長を見守り、必要な治療を適したタイミングで行うことが大切です。お子さんの歯並びやお口に関して気になることがある場合は、早めに当院にご相談ください。
このような場合はご相談ください
- 歯並びがガタガタ
- いつも口がぽかんと開いている
- 出っ歯になっている
- 指しゃぶりの癖がなおらない
- 受け口になっている
- 前歯が左右にズレている など
当院の小児矯正

疑問やお悩みにお応えする
無料相談を開催
お子さんの歯並びが気になる、矯正治療が必要なのか知りたいといった場合は、お気軽に当院の無料相談をご利用ください。トリートメントコーディネーターや歯科医師が、さまざまな疑問や質問に丁寧にお応えいたします。さらに、歯科医師がお口の中をチェックして、お子さんに合った矯正治療の概略などをご案内します。

小児矯正に口腔筋機能療法(MFT)
を導入
お子さんでも簡単にできるトレーニングなどを行う「口腔筋機能療法(MFT)」を矯正治療に取り入れています。歯並びと舌や唇などの使い方は密接な関係があり、トレーニングを通して正しい使い方を定着させるとともに、口呼吸や指しゃぶりなど歯並びに悪影響を与える行動や癖の改善を目指します。矯正治療をより効率的に進め、矯正後の後戻りを抑える効果も期待できます。
装置の種類

床矯正(拡大装置)
顎の骨の幅を広げることで、すべての永久歯がきれいに並ぶために必要なスペースの確保を目指します。装置は取り外し式なので、これまでと同じように食事を楽しむことができ、しっかりと歯みがきしやすいのも利点です。

マイオブレース・T4K
取り外しできるマウスピース型の装置を使って、口呼吸、指しゃぶりや舌の突き出しなど、健全な顎の成長に悪影響を与える癖や行動の改善を目指します。装着時間が就寝時と昼間の1時間なので、日常生活での支障が少ない点もメリットです。

マウスピース矯正
(インビザラインファースト)
透明で目立ちにくいプラスチック製のマウスピース型矯正装置です。従来は別々に行っていた顎の骨を広げるための矯正と、歯並びを整えるための矯正を同時に進められるのが利点です。装置は取り外しできるので、食事や歯みがきの際の不便もありません。
Ⅰ期治療とⅡ期治療について
お子さんの矯正治療は、年齢や歯の生え代わりの状態によってⅠ期治療とⅡ期治療に区別されています。それぞれの時期で、矯正治療の目的も具体的な治療法も異なります。
5歳~12歳頃
Ⅰ期治療
永久歯への生え代わりが進み、歯並びが大きく変化する時期です。このためⅠ期治療では、歯並びそのものを整えるよりも、歯並びに悪影響を与える癖の改善や顎の骨の健全な成長を促す治療を通して、すべての永久歯がきれいに並ぶためのスペースの確保を目指します。この時期に歯並びの土台を築いておけば、Ⅱ期治療の負担軽減も期待できます。
12歳~成人
Ⅱ期治療
乳歯がすべて永久歯に生え代わることで、歯並びはいったん安定します。このためⅡ期治療では、大人の矯正治療と同じようにマウスピース型の矯正装置などを使って、歯並びそのものを整えていきます。成長期のお子さんはまだ骨が柔らかく、大人に比べてより少ない力、短い治療期間で歯が移動しやすいのが利点です。
治療の流れ
01 無料相談
お子さんの歯並びが気になる、矯正治療について知りたいという場合は、まず当院の無料相談をご利用ください。歯並びや矯正治療についてのさまざまな質問にわかりやすくお応えするとともに、歯科医師がお子さんのお口の中をチェックして、適した治療法などをご案内いたします。
02 精密検査
矯正治療の治療計画の作製に必要なデータを収集するために、精密検査を行います。当院では、先端設備も活用した検査に加えてお口の中の写真なども撮影し、豊富なデータをもとに歯科医師が診断を行い、お子さんに適した治療計画を立案します。
03 診断結果・治療方針のご案内
来院いただき、精密検査と診断の結果をお伝えするとともに、お子さんに合わせて作製した治療計画について丁寧に説明いたします。わかりやすい説明を心がけておりますが、不明点などは遠慮なくご質問ください。
04 治療開始
ご案内した治療計画に同意いただければ、矯正治療のスタートです。お子さんの発達段階やお口の状態に合わせた装置などを使い、お口周りの環境や歯並びを整えていきます。治療期間中は定期的に受診いただき、矯正治療の進み具合などを確認します。
05 保定期間
歯の移動を伴う治療では、治療後に歯並びの後戻りを防ぐための保定期間が設けられています。期間中はリテーナーと呼ばれるマウスピース型の後戻り防止装置の装着をお願いしています。
費用
料金表
矯正検査料 | 7,700円 |
---|---|
マイオブレースによる矯正治療 | 220,000円 |
拡大床矯正治療(Ⅰ期) | 550,000円 |
インビザラインファースト(Ⅰ期) | 385,000円 |
インビザラインコンプリヘンシブ(Ⅱ期) | 770,000円 |
調整料(月1回) | 3,300円 |
リテーナー | 33,000円 |
※表示金額は全て税込みです
お支払方法
当院では、下記のお支払方法を
お選びいただけます。
- 現金
- 現金でのお支払い
- クレジットカード
- ※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
- 電子マネー
- ペイライト/楽天ペイ
- デンタルローン
- 低金利分割払いでの
お支払い
※アプラス
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の所得控除が受けられます。ご自身の支払いに限らず、生計をともにするご家族が支払った医療費も対象です。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さんの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・まれに歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
未承認機器について
01未承認医薬機器であること
インビザライン・ファースト及びマイオブレースは薬機法上対象外の医療機器です。医療機器としての矯正装置に該当しないため薬機法上の承認を得ていません。マウスピースに使用される材料そのものは薬事承認されておりますので、安全にご使用いただけます。
02 国内の承認医薬品等の有無
マウスピース型矯正装置はインビザライン・ファーストやマイオブレースの他にも様々な種類があります。その中には、条件を満たして薬事承認されているマウスピース型矯正装置も国内でいくつか存在しています。
03 諸外国における安全性等に係る情報
インビザライン・ファーストは1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。これまで1,500万人以上の患者さんに使用されておりますが、重篤な副作用の報告はありません。マイオブレースは世界100ヵ国以上で矯正治療において使用されており、過去30年の同社研究結果において、顎の発育不全や悪い歯並びの原因治療に対し有効であることが証明されています。
04 入手経路等
インビザライン・ファーストは、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザラインを用いた治療システムを、アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。マイオブレースはMyofunctional Research Company (MRC)より入手しております。
05 医薬品副作用被害救済制度について
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。